Daily Archive2022-01-09

Ethereum IDE (Remix) & MetaMask

いよいよGUIツールを使って送金やコントラクトの動作確認をしてみました。

ベースとなる環境は前回のGanacheでデフォルトのID二つ使います。

Ganache-cli立ち上げ時に表示されるPrivateKeyをMetaMaskにインポートしてアカウントを作成します。(デフォルトでアカウントはアンロックされている) ネットワークはGanacheをdevelopmentとして追加します。(127.0.0.1:8545にRPC接続。いろいろと調べてチェーンIDは1337とした)

MetaMaskでは、0x827..がAccount3、0xA28…がAccount4で最初は同じ100ETHの画面。

Account3から4に10ETH送金しました。ガス代として0.00042ETHがひかれているのを確認できます。
送金前後[0][1]の差異
アクティビティから詳細が確認できます。

Account4にはアクティビティがありませんでした。

次に、Remixを試してみます。

Solidityのサンプルサイトからカウントをインクリメント、ディクリメントするコードを新規作成し、コンパイル、デプロイデバッグ実行しました。(まず上記コンパイルボタン押す)
デプロイ画面で、ENVIRONMENTでWeb3Providerを選択し、ローカルのGanacheに接続します。この時デフォルトで[0]番目のアカウントが選択されました。デプロイボタンを押すと、下にメニューが追加されます。

自動的に関数のボタンが作成され、デバッグ体制を作ってくれます。

inc,decで値を増減させ、getまたはcount(変数)で数値を表示します。(上記incを一回押し、getを押した様子)

他にもいろいろと動かしみましたが、まだエラー解決に時間がかかります。(ネットの記事、YouTube動画などで動作確認済のはずのものが思い通り動かせないなど・・書籍などでも古めで、2018年くらいの情報が多い。。しかしブロックチェーンの本質はかわらないので、対応していくのみ)

これらのツールを使って効率よく開発をすすめていきたいと思います。(Ganache便利! これもGUI版あるみたいなのでまた)