Enjin Platform
ERC1155というコントラクトを考案した、Enjin社。NFTの分野で進んでいる印象があります。
今回、NFTの登録、Enjin Walletの接続、GraphQLを使った情報の取得を試してみました。
また下記NFTについて、他のBlockchainとの比較が興味深い記事です。
Enjin SDKのページから、上部にあるリンクからKovanテストネットワークを選びます。
https://docs.enjin.io/sdks/getting-started
https://kovan.cloud.enjin.io/platform
アカウントの登録をして、プロジェクトを作成します。
このときiPhoneにも、Enjin Walletアプリをインストールします。
Settingsで表示されるQRコードをアプリで読み取ると、Walletがリンクされます。
Walletへの入金は、KETHは下記から、
https://gitter.im/kovan-testnet/faucet
KENJはユーザサポートにメールで問い合わせ、Walletアドレスを知らせて入金してもらいました。(KETH, KENJは、ETH,ENJのKovanテストネットワーク用コイン)
ユーザサポートに聞きながらトライ&エラーをしたのでない画面があったり、前後している部分がありますが、FT,NFTの登録、トランザクションでのエラーを起こすときはKETHが足りないのも原因になるようです。
Webでの操作ごとにWallet側で承認の作成をしなくてはならないところは面倒に感じました。少なくともプロジェクトの作成、アセットの作成、アセットの発行(MINT)の3回必要。実は最初のMINTは成功したのですが、Tibit ProjのMINTは失敗しています。MINTに成功するとスマホにも表示されますが、表示できているのは最初のもの。(登録エラーのときもそうですが、エラーの原因がわかりづらい)
あとメモとしては、Walletを開発バージョンにしないと、KETH,KENJを表示しないため、設定画面のバージョン表示部分を10回タップする必要があります。
今回は、Enjin Platformのほんの一部ですが、Enjinを少しでも理解したかったので触ってみました。下記動画にはEnjin社のNFTに対する取り組みが詳しく説明されています。ポルカドットパラチェーン対応のEfinityについてはまた調べたいです。