Move / Aptos
今週、注目のレイヤー1プロジェクトのAptos(アプトス:APT)が大手取引所に一斉に上場されました。
注目されている理由は、大手投資機関から多額の出資を受けているのもありますが、もともとFacebook(今はMeta)のプロジェクトで途中で断念した、仮想通貨Diem(ディエム 旧リブラ)の元開発者が創設したこともあり、話題もとても豊富なことがあります。
(Facebookのようなプラットホーマが仮想通貨を持つことが国家のような組織から見たら、かなり脅威だったのでしょう、つぶされた感が否めません。)
開発者としては、開発に使われる環境やプログラミング言語Moveにとても興味があります。
https://aptos.dev/cli-tools/aptos-cli-tool/install-aptos-cli
開発には、上記Aptos CLIで行うようです。
また下記動画にAptosについて、またMove言語について詳しい説明がありましたので参考にさせていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=I5dehispk-E
Aptos CLIの使い方や、MoveとSolidityとの違いについて、動画の中でとてもわかりやすく説明されていましたので、その部分のスクリーンショットを使わせていただきます。
Move言語がRust言語ベースでブロックチェーンプログラムに特化(アカウントチェックをやってくれることからコーディング量が減少)していることと、Solanaチェーンにも使われる可能性があるということはとても興味深い内容でした。
「Solana in Rust & TypeScript」
http://bitlife.me/bc/2022/02/11/
Rustは値の所有権という概念があり、デジタル資産の管理と親和性があります。ブロックチェーンプログラムでよく使われるのも理にかなっています。もしかして”Move”というのは、Rustの所有権の移動(Move)という考え方からとっているかもしれませんね。
今回はAptos CLIでなく、便利なPlaygroundがあるということから動画を参考に使ってみました。
https://playground.pontem.network/
起動するとexample-projectが現れます。これらを使ってアドレス0x01から0x02へののコインの送金をしてみました。mint関数は、Coins.moveのものと名前がぶつかるのでmy_mintとしました。実行はscriptの関数をRunの入力項目に引数とともに記述します。
次は新規にファイルを作成して、HelloモジュールをScriptから呼び出します。
ここまでですが、とても使いやすいと感じました。
example-projectのコードも見やすく、何をやっているのか理解がしやすかったです。
もう少し学習をすすめようと思います。