Lens Protocol
ソーシャルグラフを使ったサービスをブロックチェーン上で取り扱うプロトコルとして、最近目にしたLens Protocolを調べてみました。(下記参照)
今回、dappをつくるためのプロトコルということで、開発者として気になるところは、どのブロックチェーン上で動くものか、どんな開発環境で実装するのか、実行時のガス代はかかるのか、などです。
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引用ばかりになってしまいましたが、ポリゴンチェーンの環境(EVMのスマートコントラクトを利用)で、GraphQLを使って実装するようです。ガス代はポリゴン自体が負担の少ないチェーンになりますが、それに加えてできるだけ負担が少なくなる仕組みも用意されているようです。API呼び出しもアプリからやる方法とGraphQLのQueryが実行できるサイトが用意されています。
(GraphQLは、Enjinでもでてきました)
http://bitlife.me/bc/2022/03/26/
参照した動画(最下部)にはアプリの実装方法が詳しく説明されています。(上記RecomendedProfilesの実装部分のスクリーンショット)
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GraphQLはコピペして利用しています。ドキュメントサイトでは、多数のAPIのQueryが用意されているので、それを編集してすぐに試すことができます。(データの書き込みには認証が必要)
プロファイルIDを指定して、データを取得するQueryを実行してみました。
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このブログをはじめてちょうど一年たちましたが、たった一年ですがさまざまな出来事がありました。LUNAの暴落やFTXの経営破綻が暗号通貨市場に多大な影響を与えたせいで、ブロックチェーン業界のイメージに悪影響を与えた部分もあります。しかしながら Lens Protocolのような技術は着々と開発されており、新しい可能性を十分に感じています。まだまだ魅力的な分野にはかわりないでしょう。
参照動画
参考動画