この前の日曜日Qtのセミナーにいってきました。(遅いレポートですみません;)
Qt(キュート)は、マルチプラットホームの開発環境で、結構昔からあり、私もSHAPのLinuxZaurusの開発のとき、使う機会がありました。Qtopiaという組み込みのものだったと思います。
詳しくはWikiPediaなどで・・
Qtの最近の動向に、とても興味があったので参加しました。マルチプラットホームでアプリを作ろうとすると、FlexAIRがまず候補にあがりますが、便利な機能を使おうとすると製品を買わないとできなさそうなので、どうしても本腰を入れられませんでした。Qtの存在は知っていたはずですが、古いということで、忘れていたのが正直なところでした。
セミナーを聞いて、まだまだ現役ではないか、というのが第一印象です。それどころか、QMLを使ったアプリ開発は、先端をいっています。AndroidやiPhoneの開発は現在サポートしていないようですが、そのようなコミュニティはネットで調べるとあるようです。
私もインストールしてサンプルを動かしてみましたが、開発環境の完成度が高いのに、とてもモチベーションがあがります。最近はじめたAndroidの開発環境はお世辞にもいいとは言えず、惜しい気がしていました。
iPhoneには、Xcodeという開発環境、Windows 7 PhoneもMicrosoftの完成された開発環境があり、そしてこのQtもそれに負けないくらいの環境があります。この回のセミナーでは、MeeGoというプラットホームを初めて知りましたが、これにもQtは使われて、インターフェイスがすばらしかったです。MeeGoに関しては先行きがあまり明るくないようなことを言われていましたが、Qtの開発環境を見れば、もっと行けそうな気がしてしまいます。開発環境というのはただ便利とか使いやすさのことだけでなく、UIも含みます。だいたい優れたUIのツールから生まれるアプリは、UIもすばらいとものと思っています。
あと、WebKitとの絡みをもっと知りたかったですが、これはネットで調べたいと思います。しかしいろいろと勉強になりました。
講師のみなさんおつかれさまでした。
それから、このようなセミナーでは(前回のTiも)、やはりTwitterがあった方が便利だと思い、最近はじめました。
@B1TL1FE
よろしくお願いします!!